待ちに待ったホワイトトナー印刷!!
お待たせしました!!
ご要望の多かったホワイトトナー印刷…ついにきました!!
白1色での表現…シンプルにも華やかにも、可愛く、カッコよく…色々な可能性を秘めたセットを期間限定で開始予定です♪
今回は、通常のオンデマンド印刷と異なる表現手法となるため、原稿作成時に気をつけていただきたいこと等をご案内させていただきます。
原稿作成時、以下の点にご留意くださいますようお願い申し上げます。
※プリントキングでのホワイトトナー用原稿作成時における注意事項となります。他社様の規定とは異なる場合がございます。
原稿作成は黒1色で!
今回のホワイトトナー印刷=白1色で印刷をします。
CMYK(カラー)での印刷には対応していないため、黒1色で原稿を作成してください。
白で印刷するのに黒で原稿を作るの?白で作らなくていいの?と思ったかもしれませんが、黒で大丈夫です。
黒以外で原稿を作成している場合、データ不備となりますのでご注意ください。
白印刷の場合、データより少し太って印刷されているように見えます。デザインが細かすぎると抜きなどが分かりづらいかもしれません。
仕様としてご了承ください。
濃淡はつけれる、が!薄い色は印刷に出ない…!?
黒1色ということは黒100%のベタ塗りしか出来ないの?という訳ではありません。
部分的に黒80%で塗ったり黒50%(要はグレーのような薄い黒)で塗ったりなど、濃淡をつけることはできます。
実際に濃淡をつけたものがこちらになります。
こんな感じで、デザインの濃淡をつけることで背景に薄く白を入れたりすることはできます。
しかし…帯の部分に塗った薄い黒は印刷に殆ど出ていません。
この点に気をつけながらデータを作成していただく必要があります。
じゃあどのくらいなら印刷に出るの??ということで実際に検証してみましたので、参考にしてみてくださいね◎
ほうほう、なるほど…
濃い用紙は黒20%程度までならうっすらと色がついていますね。
先ほどの帯の部分は19%だったので、20%を切ると印刷に殆ど出ないということが分かりました。
ただ、にぶ桃・ベージュのように淡い色の用紙だと30%くらいから見えづらいですね。
濃い色の用紙は黒20%、淡い色の用紙は黒40%を切らないようにデザインすることを推奨します。
イラストがネガ反転みたいになっている…!?
さて、印刷に出づらい濃度について理解を深めてもらったところで、さっそくデザインを作っていきましょう♪
今回はイラストを使って印刷してみようと思います。
これは先に説明した「黒が乗っている部分が白く印刷され、画面で見て白い部分にはトナーは乗らない(用紙の色になる)」ため、このようになりました。
もちろん、このように印刷したい場合はこれで問題ないのですが
いつも描いているイラストのように見えることを想定している場合、最初から色合いを反転させて描くか、普通に描いてしまっても「階調の反転」をすることで、「印刷してみたらネガ反転みたいになっている…」現象は解決します◎
画面で見て黒い部分に白トナーが乗る・画面で見て白い部分にはトナーは乗らない
(さらに、20%以下・淡色の用紙なら40%以下の着色はトナーが殆ど乗らない)
しつこいようですが、データ作成時にこの点を意識するようにしてくださいね!
特にイラストの時は「思ってたのと違った…」となりやすいので注意が必要です。
※あえてネガ反転のような演出にしたい、という場合もございますのでデータチェック時にご案内はいたしません。
原則はご入稿いただいたデータのまま専用カラーモードへの変換・印刷を行いますのでご留意ください。
【階調の反転、どうやるの?】
clipstudioの場合→反転したいレイヤーを選択した状態で
上部メニューバーの「編集」→「色調補正」→「階調の反転」
これだけです♪
上部メニューバーの「編集」→「色調補正」→「階調の反転」でできます。
ソフト名 階調 反転 というワードで検索してみてください(ibis paintでも反転できました)
もちろん機能がないソフト・アプリもあるかもしれないので、どうしても反転が出来ないけど反転したい、という場合はデータの状態にもよりますが、こちらで反転も出来る状態であれば反転いたしますので、一度ご相談ください。
さいごに
ホワイトトナー印刷のデータ作成をマスターして、ぜひ最高の一冊を作ってくださいね♪
分からないことや心配なことがあれば、気軽にご相談ください。
素敵な作品づくりのお手伝いをさせていただきます(=゚ω゚)ノ
最後までしっかり読んでいただいてありがとうございました!