こんにちは!今回の記事では、無料ソフトの「メディバンペイント」を使用してポストカードを制作する際のポイントをご紹介します。ポストカードブックを制作する際にも応用できますので、ぜひご覧ください!
※詳しい使い方等についてはメディバンペイント様の公式サイトをご参照ください。
目次
※当記事の制作にあたり、動作確認を行った際の作業環境について※
当記事では「MedibangPaint for iPad」を使用し、動作確認を行いました。PC版・スマホ版とは動作等が異なる場合がございます。ご了承ください。
1.「新しいキャンバス」の設定を確認!
はじめに、キャンバスの設定をします。
キャンバスは主に2通りの設定方法がありますので、確認していきましょう!
テンプレートを使う場合
プリントキングでは、ご入稿の際はデータ不備を減らすために、テンプレートの使用を推奨しています。
テンプレートはプリントキング公式サイト内「テンプレート」ページよりダウンロードできます。
※テンプレートの位置を移動してしまうとデータ不備となるため、動かしてしまわないようにロックをしておくのがおすすめです。
テンプレートを使わない場合
プリントキングでは、テンプレートを使用せずにご入稿することもできます。
キャンバスサイズは仕上がりサイズに「ぬりたし」分の各辺3mmを足したサイズ、解像度350dpi(モノクロ原稿は600dpi)で設定します。
ポストカードは106×154mm(※(100+3+3)×(148+3+3)mm)でキャンバスサイズを設定します。
「ぬりたし」についてはこちらをご確認ください。
※綺麗なポストカード・ポストカードブックを作るために※
仕上がり位置付近には切れてはいけないデザインを配置しないようにしましょう。
また、ポストカードブックの表紙のテープ部分は隠れてしまうので、綴じ側から15mm程度にも切れてはいけないデザインを配置しないようにしましょう。
2.色選びに注意!RGBとCMYK
RGBとCMYKについてはこちらをご確認ください。
カラーモードとしてCMYKとRGBがありますが、この二つは色の表現方法が異なります。
現在、PC版以外はRGBデータのみに対応しています。
RGBモードで作成されたデータでも問題なくご入稿いただけますが、印刷はCMYKモードで行います。
カラー原稿制作時、蛍光色等の鮮やかな色彩で制作したRGBデータは、CMYKに変換すると色が大きく変化する場合があります。色選びにはご注意ください。
※PC版ではカラーマネジメント設定を使用できるため、CMYK表示でデータを制作することができます。
※RGBのモノクロ原稿データは色味の変化は了承の上で備考欄にご指示いただければ、データチェック時にグレースケールへ変換します。
3.書き出し形式に気をつける!
受付データ形式の詳細はこちらをご確認ください。
要確認!レイヤーの統合について
入稿データはテンプレートの有無に関わらず、レイヤーを1つの状態にする必要があります。
データ不備に繋がるため、「全てのレイヤーを統合」を忘れないようにご注意ください。
その前に、データの複製(コピー)をしてバックアップをとっておくのがオススメです……
特殊加工をするデータは複数のレイヤーのまま保存する場合があります。
詳しい特殊加工用のデータの作り方はこちらをご確認ください。
テンプレートを使う場合
デザインが仕上がったら、「全てのレイヤーを統合」し、データを保存して作業を終わります。
テンプレートを使わない場合
デザインが仕上がったら、「全てのレイヤーを統合」し、データを保存して作業を終わります。
「PSD」または「PNG」を選んで保存しましょう。
※PNGでもデータの受付は可能ですが、仕上がり時の品質保証ができません。
まとめ
- 「新しいキャンバス」の設定を確認!
- 色選びに注意!RGBとCMYK
- 書き出し形式に気をつける!
以上、メディバンペイントでのポストカード制作で大事なポイント3点をご紹介させていただきました。
次回予告&お知らせ
次の記事は3月17日(金)に投稿予定です。
プリントキングの情報は公式Twitterアカウントにて発信しています。
プリントキング / Goodsking【印刷通販】(@PrintKing_)
ぜひフォローお願いします!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!