こんにちは!今回の記事では、無料アプリの「アイビスペイントX」を使用してポストカードを制作する際のポイントをご紹介します。ポストカードブックを制作する際にも応用できますので、ぜひご覧ください!
アプリの詳しい使い方等についてはアイビスペイント様の公式サイトをご参照ください。
目次
※アイビスペイントXでモノクロ原稿を制作したい方へ※
プリントキングではモノクロ原稿を入稿する場合、グレースケールまたはモノクロ二階調で解像度が600dpiのデータでの入稿を推奨しています。
アイビスペイントXでは600dpiのデータが制作できないため、モノクロとカラー共に350dpiをおすすめしています。
バージョン10.0.0より解像度600dpiのデータの制作が可能になりました。
モノクロ原稿は600dpiでデータを制作しましょう!
※RGBのモノクロ原稿データは色味の変化は了承の上で備考欄にご指示いただければ、データチェック時にグレースケールへ変換します。
1. 絵を描く前に「新規キャンバス設定」を確認!
アプリを立ち上げたら「マイギャラリー」を開き、「+」を押してキャンバスの設定をします。
新規キャンバス内の一番下にある項目で設定します。
キャンバスサイズは仕上がりサイズに「ぬりたし」分の各辺3mmを足したサイズ、解像度350dpi(モノクロ原稿は600dpi)で設定します。
ポストカードは106×154mm(※(100+3+3)×(148+3+3)mm)でキャンバスサイズを設定します。
「ぬりたし」についてはこちらをご確認ください。
綺麗なポストカード・ポストカードブックを作るために
仕上がり位置付近には切れてはいけないデザインを配置しないようにしましょう。
また、ポストカードブックの表紙のテープ部分は隠れてしまうので、綴じ側から15mm程度にも切れてはいけないデザインを配置しないようにしましょう。
2. 色選びに注意!RGBとCMYK
RGBとCMYKについてはこちらをご確認ください。
アイビスペイントXではRGBの状態でデータを制作しますが、カラー原稿を印刷するためにはCMYKのデータに変換する必要があります。
カラー原稿制作時、蛍光色等の鮮やかな色彩で制作したRGBデータは、CMYKに変換すると色が大きく変化する場合があります。色選びにはご注意ください。
3. ファイルの書き出し形式に気をつける
原稿が描き終わったら「マイギャラリー」に戻り、再度原稿を選択します。
共有ボタンを押し、保存するファイル形式を選びます。
基本的に「PSD(レイヤー統合)」を選びます。
※PNGでもデータの受付は可能ですが、仕上がり時の品質保証ができません。
受付データ形式の詳細はこちらをご確認ください。
特殊加工をするデータは「PSD(レイヤー維持)」を選択する場合があります。
詳しい特殊加工用のデータの作り方はプリントキング公式サイトをご確認ください。
まとめ
- 絵を描く前に「新規キャンバス設定」を確認!
- 色選びに注意!RGBとCMYK
- ファイルの書き出し形式に気をつける
以上、アイビスペイントXでのポストカード制作で大事なポイント3点をご紹介させていただきました。
記事を参考にぜひポストカードを作ってみてください!
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!